おすすめの1on1ツール10選!選び方の4つのポイントも解説

上司と部下とのコミュニケーションを強化するための1on1ミーティングは、ますます一般的になっています。そんな中、1on1ツールの導入に際して、「どのツールが自社に適しているのかを知りたい」「導入の価値を評価したい」といったような課題に直面する企業も増えています。


本記事では、1on1ツールの基本的な知識を解説し、そのメリットや注意点に焦点を当てて掘り下げていきます。さらに、1on1ツールを選ぶ際のポイントやおすすめのツールについても併せて紹介します。1on1ツールを導入してより効率的に実施したい、もっと効果を高めていきたいという担当者は、ぜひご覧ください。

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1on1ツールの必要性とは

社内で実施されている1on1ミーティングは、Excelなどのシンプルなツールでも管理できますが、より効率的な管理を求める声が高まっています。そこで注目されているのが、「1on1ツール」です。

1on1ツールは、面談内容を簡単に記録できたり、部下の成長をグラフで可視化できたりと、ミーティング実施において多くの機能が備わっています。面談の内容や成果を追跡できることで、上司が部下のニーズや問題点を把握でき、的確なサポートが可能です。このように双方のコミュニケーションを強化し、人材育成やエンゲージメント向上において、1on1ツールは注目されているのです。

1on1ツール導入の3つのメリット

ここでは、1on1ツール導入によって得られるメリットについて、代表的な3つを解説します。

  • 1on1を効率的に行える
  • 部下の状況を可視化できる
  • 人員配置を最適化できる

1on1を効率的に行える

1on1ツールを導入することで、1on1を効率的に実施できます。1on1ツールは面談の準備、実施、フォローアップなどのステップで、その効果を最大限に引き出すことができます。

例えば、ビデオ会議ツールは、リモート環境での対話を可能にし、遠隔地にいても顔を見ながらコミュニケーションを取ることができます。またチャットツールはテキストベースで、緊急の連絡などを素早く行うことができ、常に繋がりを持ちながらも、互いの時間を尊重することが可能です。

さらにタスク管理ツールは、1on1ミーティングで話し合った内容を記録・管理することに役立ちます。これにより、過去の内容をいつまでも保管でき、振り返ることが可能です。このように、ツールを適切に利用することで1on1を効率的に行えます。

部下の状況を可視化できる

1on1ツールの導入により、部下の状況を可視化するメリットがあります。このツールを活用すると、部下の目標達成度、スキルの進捗、フィードバックの履歴などを簡単に追跡することができます。

部下の状況を可視化できない場合、部下のニーズや課題の把握が困難になり、サポートの機会を見逃す可能性があります。しかし、1on1ツールを利用することで、個々の状況を適切に把握し、必要な支援を提供することができます。また従業員自身も自分の成長を客観的に見ることができ、結果的にモチベーションの維持に役立ちます。

人員配置を最適化できる

1on1ツールを活用することで、人員配置を最適化できるメリットもあります。適切な配置は、従業員の満足度と生産性を高め、チーム全体の成果に寄与します。

人員配置を最適化しない場合、自身のスキルに適していない業務や関心がない業務に就く可能性があります。そうなると、モチベーションの低下やパフォーマンスの低下を招く恐れがあるでしょう。しかし、自分の強みを活かせる環境を整えることで、全員が最大限のパフォーマンスを発揮しやすくなります。チーム全体の生産性や組織の成功につなげるためにも、人員配置を最適化するツールを導入するメリットがあります。

1on1ツール導入の2つの注意点

1on1ツールの導入は、組織のコミュニケーションとパフォーマンス向上に大きく貢献しますが、その過程でいくつかの注意点があります。特に、費用対効果が実感しにくいことや、コストがかかることが挙げられます。ここでは、これらの注意点を詳しく解説します。

費用対効果が実感しにくい

1on1ツールの導入は、他の人事システムと比較して、費用対効果が実感しにくい側面があります。このツールは、従来のExcelシートでの管理を効率化し、時間の節約に貢献しますが、その効果は一見して明確ではない場合が多いです。

そのため、1on1ツールの導入を経営層に提案する際には、単に時間の節約や効率化だけではなく、従業員のエンゲージメント向上やチームパフォーマンスの改善など、異なる視点でのメリットを強調する必要があります。

コストがかかる

1on1ツールの導入には、購入費用や維持費用などのコストがかかります。とくに、多機能で高度なツールを選ぶと、コストはさらに高くなります。

小規模な組織や予算に制約のある組織では、これらのコストが負担になるでしょう。効果的なツール選定には、組織のニーズと予算を慎重に検討し、必要な機能を備えたコストパフォーマンスの高いツールを選ぶことが求められます。

1on1ツールの選び方4つのポイント

1on1ツールを導入する際は、次の4つのポイントを確認しましょう。

  • 1on1の目的に合ったツールを選ぶ
  • 1on1ツールの機能を確認する
  • 1on1ツールの価格を確認する
  • 操作性を確認する

1on1の目的に合ったツールを選ぶ

1on1ミーティングツールを選ぶ際、まずは導入の目的に合ったツール選びを実施しましょう。自社の目的に応じて、最適なツールの特徴も変わってきます。

例えばミーティングの頻度や質を向上させたい場合は、カレンダー機能やフォーマット作成機能が優れたツールが適しています。また個人目標などの評価管理には、ログを残せる機能に特化したシステムが望ましいです。さらに従業員の体調管理を効率化したい場合は、コンディション診断や性格診断機能を備えたツールが効果的です。このような目的別のツールを通じて、1on1ミーティングの質と効果を高めることができます。

1on1ツールの機能を確認する

1on1ツールを選ぶ際には、ツールの機能を確認することもポイントです。主に、1on1ツール選定時に確認すべき機能は以下の通りです。

基本的な機能

  • カレンダー機能:ミーティングのスケジュール管理
  • リマインド機能:ミーティングの日時通知
  • リクエスト機能:ミーティングのリクエスト提出
  • アンケート機能:事前の意見収集
  • ミーティング内容の記録機能:議事録の保存
  • フィードバック機能:フィードバックの記録と共有

特定の用途・課題に適した機能

  • 目標管理・人事評価の連携機能:パフォーマンスの分析と追跡
  • 過去の1on1記録の参照機能:以前のミーティング内容の確認
  • 性格診断機能:個人の性格や動機づけの分析
  • コンディション管理機能:従業員の心理状態の追跡

これらの機能を総合的に検討し、組織の特定のニーズに最適なツールを選択することが、1on1ミーティングの効果を最大化する鍵となります。自社の導入目的に基づき、必要な機能を選定することが肝要です。

1on1ツールの価格を確認する

1on1ツールを選ぶ際、価格の確認は重要なポイントの一つです。ツールにはさまざまな価格帯が存在し、基本的な機能を備えた手頃な価格のものから、高度な分析機能や豊富なカスタマイズオプションを提供する高価格帯のものまで幅広くあります。

また価格は、提供される機能の範囲、ユーザー数、サポートレベルなどによっても異なります。自社の予算に応じて、組織のニーズを満たしつつ、優れたツールを選択しましょう。

操作性を確認する

1on1ツールを選ぶ時は、操作性を確認することもポイントです。操作が直感的でなければ、ツールを積極的に使うことができず、1on1ミーティングの効率性や効果性が低下する可能性があります。

使い勝手の良いインターフェースは、誰でもスムーズに使いこなすことができます。一部のツールでは無料トライアルやデモンストレーションが提供されているため、実際に試用してみることも有効です。

おすすめの1on1ツール10選

ここでは、1on1を実施する際に活用できるおすすめツールを紹介します。ぜひ、自社に合いそうなツールを見つけてください。

タレントパレット

【特徴】

タレントパレットは、社員との信頼関係構築をサポートし、組織力やエンゲージメントを強化する1on1ツールです。面談記録の蓄積、目標達成率の進捗管理、上長のフィードバック機能を備えています。これにより、メンバーのメンタル状態のチェックやキャリアプランの支援が可能です。

タレントパレットの詳細はこちらへ

HRBrain

【特徴】

HRBrainは、話した内容や上司からのフィードバックを蓄積し、一貫した人材育成と評価の納得度を高める1on1ツールです。人事担当者が事前にシートに記入して共有できる機能があり、1on1の質のばらつきを防ぐ仕組みを提供します。これにより、効率的で質の高い1on1を実施できます。

HRBrainの詳細はこちらへ

HRMOSタレントマネジメント

【特徴】

HRMOSタレントマネジメントは、ビズリーチが提供するクラウドベースの人材管理システムです。このシステムは、従業員情報の一元管理、効率化された人材管理業務、組織課題の解決に役立ちます。特に目標管理機能では、従業員の目標進捗に対するリアルタイムフィードバックが可能で、1on1の質を高めます。また、目標変更履歴の蓄積により、メンバーの成長を容易に追跡できます。MBO、OKR、コンピテンシーなど様々な評価方法に対応し、人事向けのレポート出力機能も備えています。

HRMOSタレントマネジメントの詳細はこちらへ

COTOHA 1on1 Assistant

【特徴】

COTOHA 1on1 Assistantは、NTTコミュニケーションズが提供する1on1ミーティング支援ツールです。このAI搭載ツールは、ミーティングの進行を助け、効果的なコミュニケーションを促進します。自然言語処理技術を活用し、面談内容の要約や重要ポイントの抽出を行うことが可能です。また、ミーティングの記録と分析に役立ち、継続的な従業員の成長とエンゲージメントの向上に寄与します。COTOHA 1on1 Assistantは、時間を節約しつつ、1on1ミーティングの質を高めるための有効なツールです。

COTOHA 1on1 Assistantの詳細はこちらへ

TeamUp

【特徴】

TeamUpは、チームのコミュニケーションと協力を促進する1on1ミーティング支援ツールです。このツールは、目標設定、進捗管理、フィードバックの記録など、1on1ミーティングの効果を最大化するための機能を提供します。ユーザーフレンドリーなインターフェースで、従業員と管理者の両方が簡単に使用できます。

TeamUpの詳細はこちらへ

カケアイ

【特徴】

カケアイは、物理的および心理的負担を軽減し、1on1ミーティングの質を向上させる1on1ツールです。このツールは、面談時のコミュニケーションスキルやマネジメント力に依存せず、効率的な対話を促進します。カケアイは、従業員と管理者双方の交流を深め、1on1や連続的な面談の効果を最大化することを目指しています。

カケアイの詳細はこちらへ

WAKUAS(旧称:1on1navi)

【特徴】

WAKUASは、アジャイルHRが提供する1on1支援ツールです。このツールでは、OKRと1on1が統合されており、ウェブとスマートフォンアプリの両方からアクセス可能です。OKRは、上司と部下、または部門を越えて共有することができ、目標の設定、進捗共有、1on1ミーティングのリクエストなどの基本機能を備えています。加えて、公開範囲の設定やアクティビティレポート機能も搭載されており、組織全体のパフォーマンス向上をサポートします。

WAKUASの詳細はこちらへ

カオナビ

【特徴】

カオナビは、顔写真を活用して社員の評価履歴やスキル、能力情報を一元管理する人事評価システムです。顔写真による直感的な情報アクセスが特徴ですが、それだけではなく、紙やExcelに頼った煩雑な評価管理を解消し、効率的な1on1ミーティングをサポートする評価システムも充実しています。カオナビにより、人材の詳細な情報を迅速に把握し、効果的な人材管理とコミュニケーションが可能です。

カオナビの詳細はこちらへ

あしたのチーム

【特徴】

あしたのチームは、1on1や人事評価制度の構築から運用までをサポートするツールです。このツールは、社員のモチベーションと納得感を高めるための人事評価制度の設計や見直しを助け、多くの組織に採用されています。特に、人事評価制度を改善し、効果的な1on1ミーティングを実施したい組織に適しています。

あしたのチームの詳細はこちらへ

CYDAS

【特徴】

CYDASは、多様な業界に対応する1on1ツールで、人材情報の一元化や評価制度のデジタル化を可能にします。カスタマイズが容易で、既存の評価システムをシームレスに移行できます。また、360度評価やコンピテンシー評価など、様々な評価方法に対応し、1on1ミーティングの管理とサポートも充実しています。

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まとめ

1on1ツールの導入は、上司と部下の関係を強化したり、業務効率を向上させることができます。この記事では、おすすめの1on1ツールを10選紹介し、選び方のポイントなどを解説しました。

目的に合ったツール選びや、機能の評価、価格と操作性のバランスを考えることで、効果的な1on1ミーティングができます。紹介した1on1支援ツールを参考にして、自身の組織に最適なツールを見つけましょう。