誰でも「かんたん」に読みやすい記事が書ける、社内向け情報共有サービス。

チームのコミュニケーションを活性化し、ともに成長し合える場をご提供します。登録実績6,278社!!

営業担当に問い合わせる →

【状況別】仕事を休むメールの例文5選!作成する際のポイントも解説

「社会人になってはじめて仕事を休むことになったが、メール連絡の方法が分からない」「そもそもメールで連絡していいものなのだろうか?」「適切な欠勤メールを作成して、上司を納得させたい」

など、どのように欠勤の連絡をすればいいか分からないという人も多いのではないでしょうか?

特に社会人になってはじめて会社を休むことになった人は、ビジネスマナーに違反しないか不安に感じるものです。そこで今回は、仕事を休む際に送るメールの書き方を解説します。状況別の例文を5つと、メール作成のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

おすすめの情報共有ツール「Qiita Team」

3.8x

Qiita Team(キータチーム) は、誰でも「かんたん」に読みやすい記事が書ける、社内向け情報共有サービス。チームのコミュニケーションを活性化し、ともに成長し合える場をご提供します。登録実績6,278社!!

Qiita Teamについて詳しく見る

仕事を休む際にどうやって連絡すればいい?

体調不良やトラブルなどによって、急に会社を休まなければならなくなった際に悩むのが連絡方法です。以前は電話連絡が社会人としての常識でした。しかし現在ではメールやLINE、チャットツールなどさまざまな連絡手段があります。社会人として、どのように連絡するのが正しいのでしょうか?

以下に、電話とメールの使い分けについて解説していきましょう。

電話で連絡する場合

会社を休むときには、原則、電話で連絡します。メールやSNS、チャットのほうが素早く連絡でき、心理的な負担は少ないでしょう。ただし、よほどのことがない限り、電話連絡をするのがビジネスマナーです。

テキストメッセージは相手がチェックできなかったり、状況を正確に把握できない場合があります。電話であれば、上司や同僚に深刻度や緊急度を正確に伝えられるでしょう。

連絡するタイミングは始業前が基本です。また連絡先は通常は直属の上司です。始業後に連絡すると仮病を疑われるケースもあるので、業務開始の10〜15分前に電話しましょう。もし、上司が出勤前の場合には同僚に伝言を頼みます。

引き継ぎや急ぎの伝達がある場合には、担当の人に直接口頭で伝えるか、「後で詳細を伝えます」として、メールやチャットで連絡すれば、ミスコミュニケーションを防げるでしょう。

メールで連絡する場合

状況によっては、メールで連絡するケースもあります。例えば、体調不良で声が出せない場合や、事故に遭った場合などは、メールやチャットなどで連絡しても構いません。

また、当日の朝に身内に不幸があった場合などは、電話をしている暇や余裕がないかもしれません。その際には、メールやチャットで連絡し、落ち着いたタイミングで電話するのでもいいでしょう。

また体調不良が長く続く場合は、2日目以降はメールで連絡しても、マナー上問題ありません。毎日電話していると、取り次ぐほうも大変なので、臨機応変に対応しましょう。

職場によっては、欠勤連絡をメールなどで行うようにルール化されている場合もあります。そうしたケースでは、社内ルールに則って、メール・チャット・グループウェアなどを使いましょう。

取引先に休む連絡をする場合は電話とメールを併用する

欠勤する日に取引先とアポイントが入っている場合には、電話とメールを併用します。まずは、メールで詳細を連絡します。欠勤するためアポイントの日時を変更してほしい点と謝罪の言葉を記載しましょう。

メールを送った後に、取引先の担当者に電話連絡します。個人携帯が分かる場合には、携帯電話に連絡し、分からない場合には会社に連絡します。担当者が不在の場合には、必ず伝言を頼みましょう。

相手がメールや着信、伝言を確認したら、通常は先方からメールなどで連絡が入ります。しばらくしてもリアクションがない場合、意思疎通がうまくいっていない可能性があるので、再度電話連絡するのがよいでしょう。

「電話したからOK」「メールしたからOK」ではなく、相手がしっかりと状況を把握し、了解したことを確認することが重要です。

仕事を休むメールを作成する際に入れるべき項目

欠勤連絡は原則的には電話ですが、どうしてもメールでしか連絡できない場合や正確な情報を伝達するためにメールを送るケースもあります。また前述の通り、取引先や外部の関係者には「電話+メール」という方法で連絡します。

不十分なメール内容だと、たとえ体調不良だとしても、上司やクライアントからの評価が下がる可能性もあります。そのため欠勤メールには、抜け漏れなく十分な情報を盛り込みましょう。基本的には、下記の項目を満たしていれば問題ないでしょう。

  • 件名は「休む」ということが一目で分かるようにする
  • 件名に「所属・名前」を入れる
  • 「欠勤理由」を明確に記載する
  • 明日以降、「出勤できるかどうか」を伝える
  • 引き継ぎがある場合、「業務内容や注意点」を記載する
  • 欠勤に対する「お詫びの言葉」を添える
  • 通常のメール同様、末尾に「署名(所属・名前・連絡先)」を入れる

なお、アポイントがある取引先に対するメールの場合には、次の項目が必須です。

  • 件名は「日程変更のお願い」といった文言を入れる
  • 急遽キャンセルせざるを得なくなった「理由」を詳細に書く
  • 「代替日」の目安を伝える(もしくは後日連絡する旨を記載)
  • 「お詫びの言葉」を添える
  • 通常のメール同様、末尾に「署名(社名・所属・名前・連絡先)」を入れる

仕事を休むメールの例文5選

ここでは具体的なシーンを想定して、5つの例文を紹介します。特に、はじめて会社を休むことになった社会人の方はぜひ参考にしてください。

  • 体調不良で休む場合の例文
  • 身内の不幸で休む場合の例文
  • 家庭の事情で休む場合の例文
  • 事故により仕事を休む場合の例文
  • 取引先へ欠勤の連絡をする場合の例文

体調不良で休む場合の例文

宛先qiita.team12345@gmai1.co.jp
件名体調不良のため本日お休みいたします(〇〇部〇〇〇〇)
〇〇部長

おはようございます。〇〇〇〇です。

昨晩から発熱し、今朝も〇〇℃まで熱が上がっているため、本日は休ませていただけないでしょうか。直接電話できず大変申し訳ございませんが、何卒ご了承ください。

なお、今日対応予定だった〇〇については、〇〇さんに引き継ぎをお願いする予定です。この後チャットで〇〇さんに詳細を伝えます。昼前に内科を受診予定なので、状況が分かりましたら改めてご連絡いたします。明日以降の勤務については、別途相談させてください。

〇〇部の皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇部
〇〇〇〇
メール:〇〇〇〇〇@〇〇〇〇〇

h3:身内の不幸で休む場合の例文

宛先qiita.team12345@gmai1.co.jp
件名忌引き休暇取得のお願い(〇〇部〇〇〇〇)
〇〇部長

おはようございます。〇〇〇〇です。

昨日〇月〇日に祖父・〇〇〇〇が逝去いたしました。つきましては、本日〇月〇日〜〇月〇日まで、忌引き休暇とさせていただけないでしょうか。

葬儀・告別式については、決まり次第改めてご連絡申し上げます。なお、休暇中の連絡は下記にいただけると助かります。

電話:〇〇〇ー〇〇〇〇ー〇〇〇〇
※チャットでの連絡でも構いません

〇〇部の皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。


〇〇部
〇〇〇〇
メール:〇〇〇〇〇@〇〇〇〇〇

家庭の事情で休む場合の例文

宛先qiita.team12345@gmai1.co.jp
件名家庭の事情のため本日お休みいたします(〇〇部〇〇〇〇)
〇〇部長

おはようございます。〇〇〇〇です。

急な連絡で大変申し訳ございませんが、本日子どもが発熱し、看病が必要になったため欠勤させていただけないでしょうか。

なお、本日14時に予定していたA社との面談は来週以降にリスケとなりました。先方にはすでに連絡済みです。新たな日程が決まり次第、〇〇部長にも共有させていただきます。

明日の出勤については、子どもの体調をみて判断させていただきます。出勤が難しい場合は明日改めてご連絡いたします。
〇〇部の皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇部
〇〇〇〇
メール:〇〇〇〇〇@〇〇〇〇〇

事故により仕事を休む場合の例文

宛先qiita.team12345@gmai1.co.jp
件名事故に遭ったため本日お休みいたします(〇〇部〇〇〇〇)
〇〇部長

おはようございます。〇〇〇〇です。

本日自家用車で出勤中に接触事故を起こしてしまいました。これから〇〇病院で検査を受ける予定です。そのため、大変申し訳ございませんが、本日は休ませていただけないでしょうか。

幸い相手方にはケガがなく、私も軽傷です。明日は、出勤できるかと思います。

急ぎの対応事項がある場合、電話またはチャットで連絡いただければ幸いです。

〇〇部の皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇部
〇〇〇〇
メール:〇〇〇〇〇@〇〇〇〇〇

取引先へ欠勤の連絡をする場合の例文

宛先qiita.team12345@gmai1.co.jp
件名本日〇〇時の打ち合わせ日時延期のお願い
〇〇株式会社
〇〇さま

お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。

急なお願いで大変恐縮ですが、本日〇〇時に貴社で予定していたお打ち合わせについて、来週以降に変更していただけないでしょうか。

実は、昨晩より発熱があり、現在も体調不良のため、出勤できない状況です。そのため、来週以降、体調が回復次第改めてお打ち合わせのお時間をいただければ幸いです。

当日の連絡となり大変申し訳ございません。

具体的な日時については、明日以降改めてご連絡申し上げます。

株式会社〇〇
〇〇部
〇〇〇〇
メール:〇〇〇〇〇@〇〇〇〇〇

欠勤メールを作成する際に注意すべきポイント6選

欠勤メールを作成するときには、ビジネスマナーを守る必要があります。急用などで休むこと自体は仕方のないことですが、メールが不適切だと周りに迷惑をかけたり、不興を買う可能性もあります。社会人として押さえておくべきポイントは次の6つです。

  • なるべく早く連絡をする
  • 件名で内容が分かるように書く
  • 電話できなかった理由もメールに記載する
  • 敬語の使い方に注意する
  • 復帰のめどについても記載する
  • 業務上で引き継ぐ内容があれば伝える

なるべく早く連絡をする

休むことが決まったらなるべく早くメールを送りましょう。始業間際や始業後だと、受信者は忙しくてメールを見られない可能性があります。また、上司や同僚がその日の業務の計画を組み直さないといけないケースも出てきます。

メールは朝早くても前夜でも構いません。最低限、始業1時間前には送信しましょう。迅速であればあるほど、上司や同僚は業務の調整がしやすくなります。

納期が迫っている急ぎの案件がある場合も、再調整や代替策の検討の猶予が生まれるため、トラブル回避にもつながるのです。

件名で内容が分かるように書く

件名は「欠勤すること」が一目で分かるように工夫しましょう。例文で示したように、「〇〇のため本日お休みいたします(〇〇部〇〇〇〇)」と記載すれば、読み手は一目瞭然です。

逆に、本文が曖昧であったり件名がブランクの場合には、上司や同僚がメールを開封しない可能性もあります。その場合には、チーム全員に迷惑がかかることもあるでしょう。なにより、しっかりと連絡ができない人として評価が下がる懸念もあります。

件名と本文は、明瞭かつ簡潔に記すことを意識しましょう。

電話できなかった理由もメールに記載する

先述したように欠勤の連絡は、原則的には電話で行うべきです。ただし状況によっては電話できないということもあります。その際には、電話ができなかった理由をメールに記載しましょう。

例えば、「事故に遭って病院で診察を受けている」「身内が入院して、電話をかけられる状況ではなかった」など、事情を丁寧に説明すれば信頼関係にヒビが入らずに済むでしょう。

敬語の使い方に注意する

上司にメールを送る場合は正しい敬語を使いましょう。

<正しい敬語>

  • 休ませていただきます
  • 休暇を取得させていただきます

<間違った敬語>

  • お休みさせていただきます
  • お休みをいただきます

※「休む」のは自分なので、尊敬語の「お」を頭には付けるのは誤り

復帰のめどについても記載する

欠勤メールでは本日休むこと以外に、いつ復帰できるかの「めど」を記載しておきましょう。

上司や同僚が復帰のめどを把握できれば、業務の調整や人員の調整がスムーズに行えます。クライアントや関係者に状況共有する際にも親切でしょう。

ただし状況が不明確な場合は「明日は必ず出勤する」などと明言せず、ある程度柔軟性を持たせた日程を伝えることも重要です。先が見通せない場合は、出勤できそうな日が判明次第改めて連絡すると伝えましょう。

業務上で引き継ぐ内容があれば伝える

欠勤中に対応しなければならない業務がある場合には、上司と同僚に共有しましょう。具体的に伝えるべき内容は次の通りです。

  • 業務内容
  • 進捗状況
  • 引き継ぎ先の担当者(社内)
  • 社外の担当者(連絡先含む)
  • 重要度・緊急度
  • 資料の保存場所

自分が不在の間にトラブルが起きたり、代わりの担当者では判断がつかない事案も発生するでしょう。そうしたケースを想定し、自分の緊急連絡先を共有したり、いつ・どの時間帯ならば連絡がつくかも伝達しておきましょう。

まとめ

働く上では欠勤が避けられない場面もあります。自分の体調不良だけでなく、家族の病気や予期せぬトラブルに巻き込まれるケースもあります。

休む際には、なるべく早く電話で欠勤の連絡をするのがビジネスマナーです。ただし、状況によってはメールで連絡したり、メールと電話を併用することもあるでしょう。また、組織によっては、勤怠の連絡はLINEやチャットで行うところもあります。

いずれにしても、素早く正確に連絡し、上司や同僚、取引先の関係者に迷惑をかけないことが重要です。正確な連絡ができれば、業務にスムーズに復帰できます。

メールで連絡するときには、ここで紹介した例文を参考にしつつ、文面を作成してみてください。