仕事の振り返りシート5選|状況に応じて使い分けができる!

  • 「仕事の振り返り用のシートが欲しい」
  • 「仕事の振り返りを効果的に行いたい」

仕事の振り返りをチームメイトに定着させたい人の中には、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

仕事を振り返ることは、次にその経験を活かすために欠かせません。しかし、頭で考えただけではすぐに忘れてしまうこともあります。

そこで本記事では、仕事の振り返りの必要性や振り返りに役立つシートを紹介します。振り返りシートがあることで、日々の業務やプロジェクトを効率的に振り返り、改善点や成功要因を明確にするのに役立ちます。ぜひ、参考にしてみてください。

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仕事に適切な振り返りの必要性

はじめに、仕事における適切な振り返りの必要性について解説します。主に、以下2つの点が重要です。

  • 改善すべき点が明確化する
  • 自分の立ち位置が分かりアクションを取りやすい

仕事における振り返りは、単なる過去の反省にとどまらない重要なプロセスです。特に、目まぐるしく変わる現代のビジネス環境では、定期的に仕事の振り返りをすることが不可欠であり、これを怠ると機会損失につながる恐れがあります。それぞれ詳しく確認しておきましょう。

改善すべき点が明確化する

仕事を振り返る最大の利点は、改善すべき点が明確になることです。日々の業務を振り返ることで、何が上手く行ったのか、何が不十分だったのかを客観的に評価する機会を得ることができます。

振り返りを怠ると、同じ過ちを繰り返すリスクが高まります。また、自分自身の弱点やチームの課題を見落とし、結果的に生産性やモチベーションの低下を招く恐れがあります。定期的な振り返りは、これらの問題を未然に防ぎ、個人の成長を促進します。例えば、プロジェクトの遅延の原因やコミュニケーションの問題など、具体的な改善点を明確化することが大切です。

自分の立ち位置が分かりアクションを取りやすい

仕事における振り返りは、自分の立ち位置が分かり、それに基づいた具体的なアクションを取りやすくなります。自分が組織やチームの中で「どのような役割を果たしているのか」「どのような貢献をしているのか」を理解することは、自己の構築やキャリアパスを形成する上で重要です。

自分の立ち位置を理解せずに行動すると、方向性を見失い、目標達成に向けた効果的なステップを踏むことが難しくなります。また、自分の強みや改善点を知らないことで、チームやプロジェクト内で「思ったより仕事がうまくいかない…」ということも起こります。

このような状況は、業務効率の低下につながり、組織全体の成長にも影響を及ぼす可能性があります。そのため、適切に仕事の振り返りを行い、自分の立ち位置を正しく把握し、それに基づいてたアクションを取ることが大切です。

仕事の振り返りフレームワークと振り返りシート5選

ここでは、実際に仕事の振り返りで使えるフレームワークを5つ紹介します。

  • YWT
  • KPT
  • PDCA
  • 4行日記
  • KPTA

これらのフレームワークを使用することで、振り返りのプロセスがより構造化され、具体的なアクションプランを立てやすくなります。ぜひこれらを使って、仕事の振り返りを効果的に行ってみてください。

YWT

YWTは、日本能率協会コンサルティング(JMAC)によって開発された、振り返りに使用されるフレームワークです。このフレームワークは、「Y:やったこと」「W:わかったこと」「T:次にやること」という3つの要素から構成されています。これらの要素はそれぞれ、実行した事実や経験(Y)、その経験から学んだこと(W)、そして次に取り組みたい計画や行動(T)を指します。YWTを用いることで、単に良かった点や問題点を振り返るだけでなく、継続すべき点についても明確にすることができます。

YWTを使った振り返りシート

YWTを使った振り返りシートのスクリーンショット

特徴

このフレームワークは、経験した事柄から学びを深め、その学びを次の行動に活かすというサイクルで成り立っています。実際に経験したことから得られた具体的な教訓や気づきを次のステップに結びつけることで、個人やチームの成長に寄与することができます。この方法は、自己反省や目標設定、具体的なアクションプランの策定において有用であり、ビジネスのみならず様々な分野での振り返りに応用可能です。

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KPT

KPTは、「Keep(成果が出ていて継続すること)」「Problem(解決すべき課題)」「Try(次に取り組むこと)」の三つの要素で構成されています。このフレームワークでは、これらの要素を用いて振り返りを行います。

KPTの名称は、これらの頭文字から取られており、日本語では「けーぴーてぃー」や「ケプト」と呼ばれます。

KPTを使った振り返りシート

KPTを使った振り返りシートのスクリーンショット

特徴

このフレームワークは、仕事の進行やプロジェクトの振り返りにおいて、成果の継続、課題の特定、そして具体的な改善策の検討を促進します。KPTを用いることで、効率的に強みを活かし、弱点を改善する方向性を定めることができ、持続的な成長と改善に貢献します。ビジネスの現場においては、これらの要素を明確にすることで、チームや個人の業務効率の向上を図ることが可能になります。

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PDCA

PDCAは、ビジネスプロセスの管理や改善に広く用いられるフレームワークです。このフレームワークは「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Act(行動)」の四つの段階から構成されています。

Planでは、目標や目的を定め、達成するための計画を立てます。Doでは計画を実行し、Checkではその結果を評価し、Actでは評価に基づいて次の行動を決定します。

PDCAを使った振り返りシート

PDCAを使った振り返りシートのスクリーンショット

特徴

PDCAサイクルは、ビジネス環境の変化に対応し、絶えず改善を図ることを目的としています。この反復的なプロセスにより、ビジネスパーソンは業務の効率性や成果を段階的に向上させることができます。特に、新しいプロジェクトや施策の実施に際して、PDCAフレームワークを用いることで、持続的な改善と効果的な問題解決を実現することが可能です。

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4行日記

4行日記というのは、言葉通りわずか4行で完結する日記のことです。この手法は、FFS理論で有名な小林恵智氏によって考案されたフレームワークです。

この手法を使えば、4行で振り返りに必要な要素を簡潔にまとめることができます。具体的な構成は「事実」「気づき」「教訓」「宣言」の4項目です。これにより、日々の経験から重要な学びを抽出し、将来の行動に反映させることが可能です。

4行日記を使った振り返りシート

4行日記を使った振り返りシートのスクリーンショット

特徴

4行日記は、忙しいビジネスパーソンでも毎日継続しやすい形式であり、自己の成長や計画力の向上に寄与します。事実を記録し、それに基づく気づきを得て、教訓を導き出し、次の行動へとつなげる宣言を行うことで、日々の業務をより意識的に振り返ることができるのです。

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KPTA

KPTAは、先述したKPTフレームワークに「Action(行動すべきこと)」の要素を追加した形です。そのため、KPTAでは、「Keep(これからも続けるべきこと)」「Problem(抱えている課題)」「Try(改善すべきこと)」「Action(行動すべきこと)」の4つの要素で構成されます。これらの視点を活用することで、経験を実践的な学びへと変え、次にやるべき手順を明確に策定できます。

KPTで振り返りを行っても成果が出ない一因として、「Try」の未実施が挙げられます。改善すべき点が具体的な行動に移されないため、結果として「Try」が実行されないことがあります。この問題を解決するために「Action」が追加されたのです。

KPTAモデルを使った振り返りシート

KPTAモデルを使った振り返りシートのスクリーンショット

特徴

KPTAでは、チームメンバーがそれぞれ「Keep」と「Problem」を洗い出し、それらを共有した上で、今後の「Try」と「Action」を考えていきます。この方法により、Tryの未実施を防ぎ、次の振り返りに活かすことが可能です。

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仕事の振り返りを行う際の3つのポイント

この章では、仕事の振り返りを効果的に行うための3つのポイントを解説します。適切な振り返りは、自己成長とチームの成果向上に不可欠です。振り返りを最大限活用するためにも、以下のポイントを押させておきましょう。

  • 振り返りの項目を作成しておく
  • 事実と感想を分けて書く
  • メンバーの意見を尊重する

振り返りの項目を作成しておく

効果的な振り返りをするためには、事前に振り返るべき項目を作成しておくことがポイントです。これにより、議論が目的に沿ったものになり、具体的な改善点や成果の識別が容易になります。

振り返りの項目を事前に設定しない場合、議論は方向性を欠き、具体的な成果に結びつきにくくなります。無計画な振り返りは、時間の浪費につながり、重要な学びや改善の機会を見落とす原因となることもあります。そのため、例えば、達成した目標、直面した課題、得られた学びなど、振り返りの枠組みを設定することが効果的です。

事実と感想を分けて書く

仕事の振り返りでは、事実と感想を分けて書くことがポイントです。事実に基づく分析は、客観的な評価と具体的な改善策の提案につながります。

事実と感想が混在すると、振り返る際に主観的な意見や感情が優先されてしまう恐れがあります。そうなると、振り返りの本来の目的である、改善点の発見、解決策の検討が難しくなります。したがって、事実と感想を明確に区別することが、有効な振り返りを実施するための鍵です。とくに事実を書く際には、具体的なデータや出来事、成果、そして失敗の詳細を挙げることが有用です。

メンバーの意見を尊重する

仕事の振り返りにおいて、チームメンバーの意見を尊重することは非常に重要なポイントです。メンバーの意見を尊重すれば、多様な視点が取り入れられ、より包括的な理解と効果的な解決策が導かれます。

メンバーの意見を尊重しなかったり、取り入れる機会がない場合、それでも仕事は回るでしょう。しかしメンバーの意見を無視しつづけると、フィードバックが失われ、チーム内のコミュニケーション不足や信頼の欠如を引き起こす可能性が高まります。

各メンバーが自由に意見を表明できる環境では、新たなアイデアの発掘や問題点の早期発見に役立ち、チーム全体の創造性と協調性が向上します。仕事の振り返りを行う際には、メンバーの意見をできるだけ聞き、それぞれの意見を尊重しながら業務にあたることで、チームの発展と成果の最大化につながります。

まとめ

本記事では、仕事の振り返りをチームメイトに定着させたい人に向けて、仕事の振り返りの必要性やフレームワークについて解説しました。また、実際の仕事で役立つ振り返りシートやポイントも紹介しています。

この記事で紹介したフレームワークは、とくにプロジェクトやチームで業務遂行をする場面が多い職場で、ぜひ考えてほしい振り返りのスタイルです。振り返りは、単に過去を振り返るだけでなく、改善点の発見や目標達成への再計画に役立ちます。この記事を通じて、効果的な振り返り手法を身に付け、ビジネスで活かしていきましょう。

さらに、チーム全体で振り返りを行うための環境を整えるには、Qiita Teamを活用するのがおすすめです。Qiita Teamは、チーム内での情報共有やナレッジマネジメントを円滑に進めるためのプラットフォームです。振り返りの記録をチームメンバーと共有することで、組織全体の成長を促進できます。Qiita Teamを使って、皆さんのチームも効果的な振り返り文化を築いてみませんか?

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