上司も認める報告書の書き方|報告書例文3選も併せて解説

初めて報告書を作成することになった人の中には「報告書の書き方の例文を知りたい」「報告書を上手く書きたい」と悩む人は多いのではないでしょうか?

報告書の作成は、正確な情報共有やプロジェクト進捗の記録、課題の特定、そして業務の評価など、その目的は多岐にわたります。しかし、報告書がなければ、チーム間の情報伝達がスムーズに行われず、結果的に業務の遅延やミスの増加につながる恐れがあります。

この記事では、報告書の目的や効果的な作成方法に加え、実用的な報告書の例文も併せてご紹介します。また、報告書作成を簡単にするためのテンプレートの活用方法についても解説しています。報告書の作成に頭を悩ませている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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報告書を作成する4つの目的

この章では、報告書を作成する主な4つの目的について掘り下げていきます。

  • 情報を共有するため
  • プロジェクトの進捗を記録するため
  • 問題点や課題を見出すため
  • 評価を行うため

これらの目的を理解することで、報告書の重要性と、それをいかに効果的に作成するかが見えてきます。それぞれ確認していきましょう。

情報を共有するため

報告書を作成する目的の一つは、情報を共有するためです。企業や組織において、チームメンバーや関係者間の正確な情報伝達は、欠かせない要素です。

これを行わないと、チーム内で認識の齟齬が生じ、プロジェクトの遅延や誤解を招くリスクが高まります。報告書を通じて情報共有すれば、個々のメンバーが自身の業務とプロジェクト全体の関連性を理解し、責任を持って取り組むことが可能です。

プロジェクトの進捗を記録するため

報告書を作成する主な目的の一つは、プロジェクトの進捗を記録し、進行状況を把握することにあります。これは、プロジェクトの目標達成に向けて、計画に沿った進行がなされているか、または予期せぬ問題が発生していないかを確認するために不可欠です。

進捗報告を通じて、プロジェクトチームは現状を共有し、必要に応じて計画の修正やリソースの再配分を迅速に行うことができます。また、進捗報告は、プロジェクトの成果を評価し、将来のプロジェクトやタスクに対する貴重な学びと経験を提供する資料となります。したがって、効果的なプロジェクト管理と成功のためには、正確で定期的な進捗報告が極めて重要です。

問題点や課題を見出すため

報告書の作成には、問題点や課題を見出す目的も含まれます。実際の業務を通じて発生した問題や課題を明確にすることで、それらを根本から解決し、再発を防止するための策を立てることができるからです。

問題の分析を怠ると、根本的な原因が解決されずに同じ問題が繰り返される可能性があります。しかし、報告書で問題点や課題を適切に特定し分析することで、より効果的な解決策を見つけ出し、組織全体の業務改善につなげることができるのです。

評価を行うため

報告書を作成する目的には、評価を行うことも挙げられます。報告書によって、達成した成果や努力の程度、目標に対する達成度を明確に示すことができます。

この評価プロセスをおろそかにすると、努力が見過ごされたり、改善の機会を逃したりする恐れがあります。業務の成果や課題を明確に記録し、評価することで、従業員は自分の貢献を認識し、次の目標に向けた具体的なフィードバックを受け取ることができます。これは、個人だけでなく組織全体の成長と向上に寄与します。

報告書に必要な基本構成

この章では、報告書に必要な基本構成について解説します。報告書の種類に応じて含まれるべき情報や構成が異なるため、その点にも留意しておきましょう。

  • 報告する事柄の概要
  • 趣旨・内容・状況説明
  • 所感・今後について

報告する事柄の概要

報告書の最初の部分には、報告書の記入者、日時、関係者(面会者や参加者)などの基本情報を含める必要があります。この部分では、報告書の読み手が内容をすぐに把握できるよう、必要な情報を簡潔にまとめましょう。

出張報告書の場合は訪問場所や目的、調査報告書の場合は調査対象となった事柄や範囲など、報告書のテーマによって、概要の内容は変わることがあります。

趣旨・内容・状況説明

報告書の中心部では、趣旨・内容・状況説明をしましょう。何を報告したいのか(趣旨)、何が行われたのか、どんな結果が得られたのか(内容)、そしてその過程で何が起こったか(状況説明)を細かく説明します。ここを丁寧に書くことで、読む人は報告書の背景や結果をより深く理解できます。

所感・今後について

報告書の終わりには、所感や今後について書きましょう。この部分では、報告者が感じたこと、学んだこと、改善すべき点、そして将来に向けての提案や計画を述べます。

報告書のジャンルに応じて、このセクションでの記述も変わります。例えば、問題点を指摘した場合はその解決策を、成果を報告する場合はその成果をどのように活かすかを考えます。この部分は、読む人に対して何か行動を起こさせるための重要な部分となります。

報告書を効果的に作成する5つのポイント

報告書を作成するためには、内容を伝えるための効果的なポイントがあります。この章では、報告書をより良くするための5つのポイントをご紹介します。

  • 5W2Hを意識して書く
  • 数字を使って定量的に書く
  • できるだけ簡潔に書く
  • 誰に向かって書く報告書を意識する
  • 事実と所感を混ぜて書かない

これらのポイントを心がけることで、報告書の質を高め、読み手に正確かつ明瞭に情報を伝えることができます。

5W2Hを意識して書く

報告書を効果的に書くためには、5W2Hを意識して書きましょう。5W2Hとは、「何を(What)」、「なぜ(Why)」、「誰が(Who)」、「いつ(When)」、「どこで(Where)」、「どのように(How)」、「どれくらい(How much)」を意味し、報告する内容を明確にするための基本的なガイドラインです。

この方法を使うことで、読者は報告書の内容を総合的に理解しやすくなり、報告者が伝えたい情報が効果的に伝わります。例えば、あるプロジェクトの進捗を報告する場合には、そのプロジェクトの目的、関わっている人、実施された時期、場所、具体的な方法、実施によってどれくらい進んだかを明記します。これにより、報告書の内容がより具体的で理解しやすくなります。

数字を使って定量的に書く

報告書を作成する際は、数字を使って定量的に書くこともポイントです。数字を用いることは、内容を具体的かつ客観的に伝えることができます。

例えばプロジェクトの進捗状況、成果の達成度、問題の規模などを明確に示すことができます。具体的な数値を提供することで、読み手は報告書の内容を正確に理解し、必要な対応を検討するための基盤を得ることができます。

できるだけ簡潔に書く

報告書は、できる限り簡潔にすることが求められます。長い説明や複雑な表現は、読み手の理解を妨げ、重要なポイントが見失われる原因となります。情報を短く、要点を絞って伝えることで、報告書の内容がより明確になり、読み手は必要な情報を迅速に把握できます。

誰に向かって書く報告書を意識する

報告書を書く際は、その報告書を誰が読むのかを意識することが大切です。報告書の読み手に応じて、言葉遣いや提供する情報の深さを調整しましょう。

例えば、技術的な内容を専門家に向けて書く場合と、経営層に向けて概要を報告する場合では、情報の提供方法や言葉遣いが異なります。読み手のニーズに合わせて内容をカスタマイズすることで、報告書の効果を最大限に高めることができます。

事実と所感を混ぜて書かない

報告書では、事実と個人の所感を区別することもポイントです。事実に基づく情報と、それに対する評価や感想は別々に記載し、読み手が区別できるようにします。

この区分けにより、報告書の客観性を保ちつつ、報告者の考えや意見も適切に伝えることができます。事実と所感が混在すると、報告書の信頼性が損なわれ、誤解を招く可能性がありますので注意しましょう。

報告書テンプレート

ここでは、実際に使える研修報告書のテンプレートをご用意しました。研修報告書の作成は、構成や書き方に迷うことがあります。しかし、このテンプレートを活用することで、次回の研修ですぐに使えるため、ぜひ参考にしてみてください。

【事例別】報告書の例文3選

ここでは、実際に起こりそうな事例に適する報告書の例文をご紹介します。

  • 会議内容報告書の例文
  • 研修会報告書の例文
  • 出張報告書の例文

会議内容報告書の例文

以下は会議内容に適した報告書の例文です。

宛先qiita.team123@gmai1.com
件名次期プロモーション計画の打ち合わせに関する報告
◯◯さん
お疲れ様です。

◯◯にて開催された会議につきまして、下記の通り報告します。

報告者:マーケティング部紀伊 太郎
題名:次期プロモーション計画の打ち合わせ
開催日時:令和◯年◯月◯日(◯)
開催場所:本社会議室
参加者:マーケティング部 ◯◯課長、◯◯係長、開発部 ◯◯さん

【会議目的】
次期プロモーション活動に関する戦略の共有と、具体的な実行計画の立案
【会議内容】
新キャンペーン「XYZプロジェクト」の概要説明。特に注目される機能とユーザーベネフィットに焦点を当てたプレゼンテーションを実施
【課題点】
キャンペーンの目玉となる機能に関して、操作性を見直す必要があるとの指摘があった
【次のステップ】
・指摘された操作性の問題について、製品開発チームと協議し、改善案を検討
・店頭プロモーションのアイデアについて、クリエイティブチームとのブレストを実施し、より魅力的な提案を目指す
・次回の打ち合わせを◯◯年◯月◯日に設定し、進捗状況を共有する

研修会報告書の例文

宛先qiita.team123@gmai1.com
件名新入社員向けビジネスマナー研修に関する研修報告
◯◯さん
お疲れ様です。

◯◯にて開催された新入社員向けビジネスマナー研修につきまして、下記の通り報告します。

報告者:佐藤真美(人事部)
研修名:新入社員向けビジネスマナー研修
開催日時:◯◯◯◯年〇〇月〇〇日
開催場所:本社A会議室
主催(講師名):株式会社〇〇 〇〇氏
参加者:〇〇年度新入社員〇〇名

【研修内容概要】
ビジネスシーンにおける基本的なマナーや振る舞い方についての研修
【研修内容】
・名刺交換の実践:正しい名刺の渡し方と受け取り方をロールプレイで学ぶ
・電話応対:プロフェッショナルな電話応対の方法を実践的に学ぶ
・メール作成:ビジネスメールの基本的な書き方とマナーを学習
【所感】
・ビジネスマナーの基本を学べたことで、実際の業務に対する不安が軽減できた
・電話応対やメール作成のセッションでは、細かいポイントまで教えてもらえたので、これからの業務で役立てたい

出張報告書の例文

宛先qiita.team123@gmai1.com
件名新技術の共同開発に関する打ち合わせに関する出張報告
◯◯さん
お疲れ様です。

◯◯の参加につきまして、下記の通り報告します。

報告者:開発部 紀伊 太郎
出張期間:令和◯年◯月◯日~◯月◯日
出張先:◯◯市内、株式会社◯◯技研

【出張目的】
株式会社◯◯技研との共同開発プロジェクトにおける初期打ち合わせ及び技術交流
【出張内容】
・技術打ち合わせ:共同開発する新技術の仕様やスケジュールについての議論
・施設見学:株式会社技研の研究施設を見学し、開発中の技術のデモンストレーションを受ける
・情報交換会:技術情報の共有と今後の協力関係についての相談
【所感】
・新技術開発に向けた双方の役割分担や期待する成果について具体的な合意に達した
・定期的な情報交換と進捗共有の仕組みを設けることで、スムーズなプロジェクト進行を図る

報告書を作成する際の注意点

報告書を作成する際は、いくつかの注意点に気をつける必要があります。まず、内容は明確で簡潔にし、重要な情報を強調してください。また、主観的な意見や感情を排除し、事実に基づいた情報のみを提供します。さらに、読み手の理解を助けるために、要点を箇条書きにするなどの工夫も有効です。

例えば報告書作成のプロセスをスムーズにするためには、社内向けナレッジ情報共有ツール「Qiita Team」の活用がおすすめです。「Qiita Team」を使えば、社内の知識を一元管理し、報告書作成に必要な情報を簡単に集めることができます。このツールを活用することで、効率的に、かつ誰もが読みやすい報告書を作成することができます。ぜひ導入をご検討ください。

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