クラウド型日報アプリ12選(無料あり)  スマホでも簡単に管理できるツールも紹介

クラウド型日報アプリは、場所を問わず情報をリアルタイムで共有できるため、在宅やリモートワークの普及に合わせて急速に需要が高まっています。

例えば総務省の「通信利用動向調査」によると、2020年には約70%の企業がクラウドを活用し、特に「ファイル保管・データ共有」が59.4%、「電子メール」が50.3%と、多くの業務で活用されています。

総務省の「通信利用動向調査」

(出典)総務省「通信利用動向調査

ただし、セキュリティリスクや情報漏えいの懸念があり、企業はリスク対策も重視する必要もあります。

そこで本記事では、クラウド型日報アプリの基本やメリット・課題点について解説します。また、おすすめの日報アプリを取り上げ、スマホでも管理可能なツールやポイントについてもご紹介します。

無駄を削ぎ落とした日報運用ツール【Qiita Team】
【公式】https://teams.qiita.com にアクセスしてPDFを無料ダウンロード

クラウド型日報アプリとは

クラウド型日報アプリは、場所を問わずデータの入力・共有ができる便利なツールです。従来の手書きやエクセルで書く日報とは異なり、すべてのデータがクラウドに集約されています。

クラウド型の日報アプリはインターネット環境があればリアルタイムで最新情報にアクセスでき、現場の状況や業務の進捗が見えやすくなります。特に、リモートワークでの報告が必要な業務で活用が進んでおり、手間のかかるデータ集計や管理の負担を軽減し、チームの連携を強化する役割も果たしています。また、過去のデータを簡単に検索・参照できるため、状況の変化に応じて対応できます。

クラウド型日報アプリを選ぶ際の3つのポイント

クラウド型の日報アプリは、多様な業務に対応できる反面、選ぶ際にはいくつかのポイントがあります。とくに以下3点は押さえておきましょう。

  • 目的に沿っているか
  • 作成負担を軽減する機能
  • 機能の充実度

目的に沿っているか

クラウド型日報アプリを導入する際、まずはアプリが目的に合致しているか確認することが大切です。例えば、業務報告の迅速化、進捗の可視化、チーム間の情報共有など、アプリが求める目的に対応できる機能を備えているかを見極めましょう。特に、業務内容や報告範囲に合ったアプリを選ぶと、社員が抵抗なく使いやすくなります。

作成負担を軽減する機能

日報作成が煩雑になると、社員の負担が増え、長期間にわたり利用し続けるのが困難になります。そのため、テンプレートや自動入力機能が充実しているかを確認するとよいでしょう。スマートフォン対応や音声入力など、どこでも記録をサポートする機能も、時間短縮につながり、作業効率を向上させます。

機能の充実度

クラウド型アプリは、管理者の分析や情報集約を容易にする機能があると便利です。検索機能、アクセス権限の設定、データの可視化や連携機能など、チームの運営を支える機能が充実しているかをチェックしましょう。

クラウド型日報アプリおすすめ12選(無料あり)

ここでは、日報作成や管理をスマホやPCで行えるクラウド型日報アプリをご紹介します。用途に合わせて選べるので、業務の効率化にぜひ活用してください。

スマホでも管理できるツール

まずは、PCだけでなくスマホでも管理できるツールについて解説します。

クラウド日報アプリNipo

クラウド日報アプリNipo

Nipoは、パソコン操作に不慣れな方でも利用しやすいデザインで、日報や売上報告、業務日誌などをカスタマイズ可能なテンプレートに保存できます。各テンプレートは無制限に追加できるため、部門や業務ごとに適した報告書を作成することが可能です。また、提出状況を管理者が確認できる機能があり、提出漏れを防ぐ役割も果たします。

公式サイトはこちら

日報アプリgamba! (ガンバ)

日報アプリgamba! (ガンバ)

gamba!(ガンバ)は、日報作成を簡単にし、社員同士がコミュニケーションをとりやすくする日報アプリです。写真やファイルを添付でき、画像や図表で情報を整理し、内容をわかりやすく伝えられます。

また、目標管理機能により、従業員は日々の達成状況を確認しやすくなり、必要な行動量も把握できるため、モチベーションの維持や向上につながります。さらに、スタンプやリアクション機能を活用して、同僚の日報に気軽に反応できるSNSのような要素も備えています。

公式サイトはこちら

かんたん作業日報

かんたん作業日報

かんたん日報は製造業向けに設計された業務日報ツールで、日々の業務データを蓄積し、稼働状況や生産状況をリアルタイムで可視化する機能が特徴です。このツールはモバイル対応しており、現場でも操作できるようシンプルな設計がなされています。

また、入力項目やマスタを柔軟にカスタマイズでき、従来の紙やエクセルでの運用からスムーズに移行可能です。収集したデータは自動で集計され、多様な視点からグラフ化できるため、課題発見に役立ちます。さらに、CSV形式でのデータ出力も可能で、生産管理システムとの連携にも対応しています。

公式サイトはこちら

日報日和

日報日和

日報日和は、作業の内容や時間、数を簡単に記録・集計できる日報アプリで、正確な分単位の記録が可能です。QRコードやApple Watchからの入力に対応しており、すぐに作業内容を追加できることが特徴です。さらに、JSON形式でのWeb API出力を使って他のシステムと連携でき、業務データの共有や管理がしやすくなっています。また、履歴機能も搭載されており、過去のデータを迅速に確認でき、特に現場や多拠点での利用に適しています。

公式サイトはこちら

社内の日報共有 DailyReport – FuKuRi

社内の日報共有 DailyReport - FuKuRi

FuKuRiは、スマートフォンからすぐに日報を提出できる便利なアプリです。各チームや事業部ごとにテンプレートを設定することができ、現場に応じた日報内容を簡単に記録できます。また、カレンダー機能を活用することで未提出の日を確認しやすく、他のメンバーの日報提出状況も把握可能です。これにより、管理者も提出状況の確認や管理が一元化され、業務の効率化が期待できます。

公式サイトはこちら

FieldPlus

FieldPlus

Field Plusは、操作がわかりやすく目的に合わせたレポートをすぐにカスタマイズできます。このツールでは、フィルター機能を使って必要な情報だけを抽出でき、フィルタ設定の保存もできます。

さらに、レポートの自動生成機能により、指定したスケジュールでチームにレポートを自動送信できるため、時間管理にも役立ちます。

公式サイトはこちら

【幅広く使える】おすすめのクラウド型日報アプリ

Qiita Team

Qiita Team

Qiita Teamは、シンプルな操作と情報の一元管理を提供する社内向け情報共有ツールで、特に日報や議事録などのドキュメントに最適です。メモ感覚で内容を入力し、フィードへ投稿するだけで簡単に共有でき、テンプレート機能もあるため、毎日の業務報告がスムーズになります。

検索機能が充実しており、必要な情報を素早く探せるのも利点です。また、コメントやメンションで双方向のコミュニケーションが可能で、チーム内の情報の行き違いを防ぎつつ連携を強化します。

houren.so

houren.so

houren.soは、どこにいてもスマートフォンから簡単に日報を作成できる便利なツールです。移動中や出先でも、すぐに情報を記録・提出でき、オフィスに戻る手間が省けます。また、写真とコメントを組み合わせて詳細な日報を作成できるので、作業のポイントを記録してマニュアル化したり、作業の手順を視覚的に共有するのに役立ちます。手軽に質の高い記録が可能なため、報告負担を減らしつつ活用の幅も広がります。

公式サイトはこちら

LINE WORKS

LINE WORKS

LINE WORKSは、社内情報を手軽に管理できるツールで、チャット、掲示板、組織専用のアドレス帳、ファイル共有など多彩な機能が含まれています。特に、スマートフォンでの操作が快適で、場所を問わずリアルタイムで業務の進捗を共有することが可能です。日報の提出や内容確認にも最適で、迅速な連携と作業の効率化を支え、誰もが使いやすい柔軟な運用が可能です。

公式サイトはこちら

kintone

kintone

Kintoneは、業務プロセスのシステム化や改善を簡単に行えるクラウドアプリです。プログラミング知識がなくても操作できるノーコード設計で、Excelでは扱いにくい大量のデータも管理しやすく、カスタマイズも柔軟に対応可能です。日報管理もアプリ一つで効率化でき、データ集計や検索機能を活用すれば、業務の進行状況をリアルタイムで確認できるため、社内コミュニケーションも円滑になります。

公式サイトはこちら

HRMOS日報

HRMOS日報

HRMOS日報は、簡単な操作で社員の活動状況を可視化できるクラウド型の日報管理ツールです。プロジェクトの進捗や取引先とのやりとりも記録しやすく、ダッシュボードでリアルタイムに確認が可能です。スマホやアプリからも利用でき、現場やリモートでの柔軟な日報作成をサポートします。日報管理の負担を軽減し、業務全体の流れをスムーズに把握できる点が特徴です。

公式サイトはこちら

サイボウズ Office

サイボウズ Office

サイボウズ Officeは、チームの日々の業務を効率化する多機能グループウェアです。スケジュール管理からメッセージ機能、掲示板、ファイル管理まで備わっており、プロジェクトごとのタスク進捗や情報共有を円滑に行えます。多機能でありながら、すぐに操作できることが特徴で、中小企業を中心に導入され、65,000社以上で活用されています。

公式サイトはこちら

クラウド型日報アプリの導入メリット5つ

ここでは、クラウド型日報アプリが持つ5つのメリットについて解説します。

  • 日報作成や共有の時短化
  • 社内のコミュニケーションを活性化
  • ペーパーレス化
  • ノーコードで作成可能
  • 組織単位でのノウハウや経験の蓄積

日報作成や共有の時短

クラウド型日報アプリの導入により、日報作成や共有にかかる時間が削減できます。アプリ内に標準のテンプレートや自動入力機能が用意されている場合、記入に要する手間が減り、日々の作業報告がスムーズになります。また、作成した日報はリアルタイムで上司やチームメンバーに共有されるため、進捗確認や承認プロセスが迅速に行えます。

社内のコミュニケーションを活性化

クラウド型の日報アプリには、社内のコミュニケーションを活性化させる機能が多数含まれています。

たとえば、コメントやリアクション機能を使えば、チームメンバー同士が日報に対してフィードバックをすぐに行え、意見交換が活発になります。また、リアルタイム通知機能を活用することで、進捗報告やタスクの変更が即時に共有され、従業員同士の理解が深まります。

社内コミュニケーションを活性化させる方法と事例を紹介!

ペーパーレス化

クラウド型の日報アプリは、紙の書類を使わないため、保存や管理に関わる時間や手間を削減できます。デジタル保存により、必要なデータをすぐに検索・閲覧できるため、紙の日報と比べ業務効率が向上します。

また、紙を使わないことで年間の印刷・保管費用も抑えられ、環境負荷を減らす取り組みにも貢献します。ペーパーレス化は、企業全体の持続可能な成長にも寄与する手段といえるでしょう。

ノーコードで作成可能

ノーコード設計の日報アプリは、ITスキルが不要なため、手軽に日報のカスタマイズが可能です。例えば、管理者が業務内容に応じて入力項目を設定できるため、部署や役割ごとに使いやすい仕様に変更可能です。専門知識が不要な分、社員のトレーニングも少なくて済み、導入のハードルが低く、現場に合わせた運用がスムーズに進むことが期待されます。

組織単位でのノウハウや経験の蓄積

クラウド型日報アプリは、業務の進行記録や経験のデータベースとしての役割を果たします。各従業員が残す日報の蓄積により、成功事例や問題解決の記録が組織全体で活用され、業務効率が高まります。特に、新しいメンバーが過去の業務事例を参考にしやすくなり、同じ課題に対する対策の共有も円滑です。組織のノウハウの一貫した蓄積が可能です。

クラウド連携の4つの課題

ここではクラウド連携を行う際に課題とされる4点について解説します。

専門知識を持つ人材の不足

クラウド連携にはITなどの専門知識が不可欠ですが、そのスキルを持つ人材が不足しています。

例えば、例えば総務省の発表によると、クラウドサービス市場は今後も国内外で成長が見込まれ、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の影響で従来型ITからクラウド型ITへの移行が加速しています。

情報通信白書|総務省

(出典:情報通信白書|総務省

これに関連し、2024年に実施された調査では、クラウド利用の課題として「専門知識を持つ人材の不足」が挙げられ、特に企業内でのクラウド環境構築や管理に影響を与えていると示唆されています。

クラウドの導入が進む一方で、ITスキルの高い人材が不足しているため、適切な管理が難しくなることがあります。専門知識が不十分なまま導入を進めると、セキュリティや運用効率の面で問題が発生しやすくなるため、企業はITリテラシー向上の取り組みや外部支援の活用が求められています。

既存システム環境からの移行

既存システムからクラウドへの移行には、データ移行の手間や互換性の問題が伴います。特に、従来のオンプレミスシステムとデータ形式や構造が異なる場合、クラウド環境での再設定が必要となります。さらに、業務が一時停止することもあり、移行計画の段階で影響を最小限に抑えるための綿密な準備が必要です。

クラウドとオンプレミスの連携が難しい

クラウドとオンプレミス(自社設置型のシステム)の連携には、いくつかの課題があります。クラウドではデータやシステムを外部に置くため、自社システムとの接続やデータの流れが複雑になりがちです。また、社内の既存システムと外部のクラウドサービスを連携させると、更新やメンテナンスの際に必要となり、手間やコストが増える場合があります。

さらに、クラウドと社内環境での動作が異なる場合には、トラブルシューティングや情報管理において困難が生じることも少なくありません。そのため、事前の計画や準備が不可欠であり、専門知識のある人材や外部サポートを活用し、スムーズな運用ができるよう調整することが求められます。

セキュリティのリスクをゼロにはできない

クラウドには高いセキュリティ対策が施されていますが、完全なリスク回避は難しいです。外部からの不正アクセスや情報漏洩のリスクを常に抱えているため、企業側でもアクセス管理の強化が必要です。また、セキュリティのレベルはサービスによって異なるため、自社のリスクに合ったセキュリティ対策の評価も欠かせません。

まとめ

この記事では、クラウド型日報アプリを導入する際の注意点についてご紹介しました。日報作成や共有を効率化することで業務全体の生産性向上が期待できる一方で、セキュリティ対策や導入前のポイントも押さえておくことが大切です。

今回の12選には、スマホ対応の手軽なツールから、多機能でチーム全体の連携を強化するものまで幅広く含まれています。自社のニーズに合ったアプリを選び、クラウドを活用した業務運営を目指しましょう。