投稿数が7倍に。
ジャストシステムの若手チームが取り組んだ
事業部間の情報共有
株式会社ジャストシステム Qiita:Team利用事例

社内の問題を解決する若手中心チーム「Tech Factory」で取り組んだ「事業部間の情報共有」

ー若手中心に社内の問題解決をする取り組みとして「Tech Factory」という活動をされているとお聞きしました。

手塚さん:最初はわりと突然呼ばれました(笑)
呼ばれていってみると、若手中心に3ヶ月程度のスパンで特命的に社内の課題解決に取り組む、事業部横断の活動だということでした。せっかくなので、長年の課題である「情報共有」についてやってみようか、ということで課題を設定しました。

image手塚さん

宮崎さん:ジャストシステムでは事業部制をとっていて複数の部署があるのですが、各事業部間の情報共有に壁を感じる状況が長年続いていました。壁を壊すべきだ、という話はこれまで何度も出てきていましたが、なかなかできていなかったのがこれまでの状況です。

image宮崎さん

ーTech Factoryのメンバーとしても、「事業部間の情報共有」には課題を感じていたんですね。

大長さん:そうですね。あるフロントエンドの担当になった時、ツールも何もかも一から自分で調べて導入するという状況があって、「なんでこれまとまってないんだろう…」という事がありました。そんな時は「情報共有」されていないな、という感覚を持ちましたね。

image大長さん

ー「情報共有」を課題に取り組むにあたって、なぜQiita:Teamを選ばれたのでしょうか

手塚さん:ツールの選定では「何を共有するのか」「なぜこのツールが自社にあっているのか」など、社内で相当突っ込まれながら調整していきました。

esa.ioやconfluenceとも比較していたのですが、当時は情報共有する文化がないところからのスタートということもあり、とにかくシンプルに情報共有できることを最優先に検討したかったんです。そう考えたとき、普段Qiitaを使っていた経験から、まずはQiita:Teamを試してみたいと思いました。 試用期間中はTech Factory内の情報共有も実際にQiita:Team上で行い、シンプルな情報共有体験にはみんな納得できていました。

大長さん:あとはWYSIWYG的な入力は嫌だなという気持ちもあったので、Markdownが採用されている点も良かったです。社内的にもGitlabで慣れているので困ることはないだろうなと。

ー導入を進めるなかで苦心した点はありますか?

手塚さん:やはり情報共有は長年の課題でもあったので、「みんなに使ってもらえるかどうか」という点が不安でしたね。
感触を知りたかったので、社内で先行公開という形で使ってもらっていたメンバーにアンケートをとりました。
結果としては30%強が実際に投稿していたり、導入の効果も全員が感じたという回答があるなど、かなり良い反応がありました。
これを示すことで、社内にもその効果を納得してもらうことができましたね。

imageアンケート結果

手塚さん:検討初期の段階から、Tech Factoryのメンバーが「どういう考えでQiita:Teamを導入するのか」というポイントを他のメンバーにも見える状態でシェアできていたので、 そのあたりが伝わっていたことも良かったかも知れません。

WordPressからQiita:Teamへ変えて投稿数が7倍以上に

ーでは、具体的な導入後の効果をお聞かせください。

手塚さん:まず量的な部分をご紹介します。Qiita:Team導入以前は、ストック型の情報共有にWordpressを使っていました。
ただ、記事を書いても特にコミュニケーションが起こるわけではなく、どんどん投稿が減ってしまって一ヶ月に5〜6記事の投稿に留まっていました。

Qiita:Team導入後は一ヶ月にトップページのフィードが2〜3ページは埋まる状態で、件数にすると毎月4〜50件は投稿がある状態になっています。
いいねやコメントもコンスタントに行われていて、Wordpressの時のように「どんどん使われなくなっていってしまうのでは」という懸念は払拭されました。

手塚さん:質的な面でも変化がありました。 例えば社内勉強会の募集記事が上がって実際に開催される動きなど、以前は無かったことです。
また、社外のイベントに参加したレポート記事などもあがって来るようになりました。
このあたりは、社外イベントへの参加や勉強会開催の推奨など、全社的な技術力向上に向けた施策ともうまく噛み合っているところです。

宮崎さん:元々は部署によって社外イベントへの参加を推奨したりしなかったり…というところがあったんですが、全社の取り組みと合わせてQiita:Teamでのこういった投稿も文化の横展開のきっかけになったと言えるんじゃないかなと思います。

手塚さん:他にも、こんなツールを使ってみたよという紹介記事もよく書かれていて、紹介されるツールが本当に便利でありがたいです。これは初期の段階からテンプレート化して投稿を促しています。
A/Bテストで売上何十%あがったみたいな記事にも反応があり、みんな面白く見ているようです。

それと、やはり技術的な事に関する記事が増えたことですね。

導入前、そういった技術情報は各チーム内で多少シェアされる程度でしたが、部署を横断した場であるQiita:Team上にも出てくるようになりました。 特にAWSの運用やCIまわりの運用など各チームで違う使い方をしている部分の情報がシェアされることで、他チームの取り組みを知れて盛り上がっています。
中には応用統計とかアカデミックなネタの記事を上げてくれる方もいて、ちょっと難解なんですが(笑)面白いなーと思って見ています。

大長さん:社内システムの移行が行われた時には、「移行を乗り切るノウハウ」という記事を共同編集にしてみんなでアップデートしていったこともありました。
マニュアルは用意されているんですが、それだけでは環境依存な部分などつまづくシーンが出てくるので、そういう状況がでてくるたびに更新するというような使い方でした。

image

手塚さん:現状8割超はアクティブにアクセスしていて、書いたら見てもらえてフィードバックももらえる、という状態にはあると感じています。
ただ、投稿してくれるメンバーの偏りについてはまだ課題感もあります。
向き不向きもあるところですし、草の根的に徐々に増やしていくことを考えています。

最後に、今後Qiita:Teamをどう使っていきたいか、どういう点に期待しているか教えてください

手塚さん:Qiita:Teamでの情報共有を当たり前のものにしていきたいなと考えています。気になったことや調べたこと、勉強会で知ったことなどを、自分の中にためず広めていって知識を共有していきたいです。

大長さん:みんなが内心「こうしたらいいのに」と思ってることをどんどん書き込んで共有できれば、それに共感した人で状況を動かしていけると思います。みんなネタは持っているはずなので是非書いて欲しいですね。

宮崎さん:エンジニアの特性とQiita:Teamって相性がいいなと。喋るのが苦手な人もいますが、そういう人でもどんどん書ける、人の活性化のきっかけとなるのが良いところかなと思っています。

それとたまに言っているんですが、自分たちは組織上小さすぎず大きすぎずちょうどよいのではないかと。
社長やCDO(最高開発責任者)も決して遠い距離ではないし、開発以外の職種も近くにいて、それぞれと切磋琢磨しながらいいものをこだわって作っています。
その中でも我々エンジニアリングの部署が、ひとりひとりちょっとづつでも実力アップして、切磋琢磨の中で「どうだいいものつくっただろう!」って言えるような勢いを出せると、社内全体いい方向に向かえると思っています。 情報共有の課題は10年来抱えてきたものですが、今後Qiita:Teamを通して流れが加速していくといいなと思いますね。
というわけで、まだまだやりたいこと、やれることが沢山あるので、仲間も募集しています(笑)

image

おわりに

若手中心のアクションによって、長年の課題解決に向けた大きな一歩を産みだされたジャストシステムさん。Qiita:Teamのようなツールの導入では、チーム全体の協力や共感が不可欠です。「Tech Factory チーム」がうまくまわりを巻き込むよう動けたところが今回の成功のポイントなのかもしれません。

またお話を伺っていると、社内から「こいつらならやってくれるだろう」という信頼感を受けて取り組まれていたようです。単に若手にやらせるということだけでなく、CDOはじめとした社内の体制がそのアクションを信頼し支援する、トップダウンとボトムアップが噛み合った、ジャストシステムさんの「チーム体制」を垣間見ることができたのが印象的でした。
あなたのチームはどんな体制で取り組んでいますか?

会社概要

今回ご協力いただいた企業 株式会社ジャストシステムさま
ご担当者 宮崎さん
大長さん
手塚さん
ご利用されているプラン Extra
利用人数 約180人
ご利用開始年月 2015年9月
会社概要 http://www.justsystems.com/jp/
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