【体験談】これでOK!リモートワークのデメリットを解決するポイント

ひと昔前までは、男性が一家の大黒柱として家計を担い、女性は主に家事・育児に専念するという役割分担が一般的でした。

しかし、昨今では少子高齢化に伴う人口減少などの影響から女性の活躍が叫ばれており、妊娠・出産後も仕事を継続する女性が増え、それに伴って働き方も多様化しています。
その中でも特に注目を集めているのが、「リモートワーク」です。

この記事では、新たな働き方としてクローズアップされている「リモートワーク」のメリット・デメリット、デメリットの解決方法について、実際にリモートワークを体験した方のお話しを交えて紹介します

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    リモートワークとは

    リモートワークとは、「会社に出社せず、自宅やカフェ・コワーキングスペースといった場所で働くこと」を指します。
    政府が推進する「働き方改革」の一つとして取り入れられており、「テレワーク」や「在宅勤務」などと呼ばれることもあります。

    リモートワークを実際に行って気づいたメリット・デメリット

    実際にリモートワークを行った方に「リモートワーク前後のメリット・デメリット」を聞いてみました。
    これからリモートワークを始めようか検討している方は、是非参考にしてください。

    メリットデメリット
    リモートワーク前他社員とコミュニケーションをとりやすいスケジュールの管理が楽家庭と仕事の両立がしにくい急な会議や質問に時間を取られる
    リモートワーク後家庭と仕事の両立ができる子供が病気の際などに看病できる時間を自由に使える子供が家にいると、仕事にならない現場の状況が把握しづらく不安がある外で仕事をする際に情報漏洩や貴重品の管理に気を遣う必要がある

    やはり時間を自由に使えるため、「家庭と仕事の両立がしやすい」というメリットが挙がっています。また、カフェなどの屋外で仕事をする場合は、家で仕事をする場合よりも比較的スムーズに仕事が進むそうです。

    一方で、どうしてもコミュニケーションに関する不安・問題は避けられないようです。メンバーが働いている様子が分かりづらいため、必然的にコミュニケーションツールやメールでのやりとりが多くなり、「現場にいたらもっと円滑に動けたのに・・・」という思いもしたそうです。

    そのほか、子供が家にいると仕事にならないこともあり、子供がテレビを観ているタイミングや就寝後に作業をせざるをえないこともあるとのことです。

    デメリットの解消方法

    リモートワークには、「ストレスの削減」「ワークライフバランスを保ちやすい」「家事や育児・介護との両立がしやすい」など多くのメリットがあります。こういった理由から、リモートワークを始めたいと思う方は少なくありません。

    しかし、リモートワークにはメリットばかりではなく、下記のようなデメリットもあります。

    • コミュニケーション量の減少
    • スケジュールの管理をしづらい
    • 情報漏洩の可能性がある

    以下でリモートワークのデメリットを解消するための方法を紹介します

    コミュニケーション量の減少

    会社で働いていると、特に用事がなくても自然と周囲とコミュニケーションをとることが多くなります。
    また、言語外でのコミュニケーションは意外と多く、リモートワークをして初めてその大切さに気付くことも。

    しかし、リモートワークの場合は常に一緒に仕事をしているわけではないので、気軽にコミュニケーションを取りづらく、悩みを相談しづらいということも起こりえます

    【解決策】

    仕事をする上で、疑問や不安があれば積極的に周囲に相談することがおすすめです。
    しかし、リモートワークでは上司や同僚があなたが働いている様子を見ることができないため、「相談がない=問題なく仕事が進んでいる」と認識されてしまいがちです。

    上述したように、会社では言葉に出さなくても言語外でのコミュニケーションが多く、周囲が気づいて手助けしてくれることも少なくありません。
    例えば、「最近気分が落ち込んでいるから仕事で悩んでいるのかな?ちょっと声をかけてみよう!」といったケースがあります。

    しかし、職場以外で働いていると、たとえ悩みを抱えていても相手に察してもらうことは難しいでしょう。リモートワークを行う場合は、疑問や不安・悩みを気軽に相談できる相手をみつけておくことが大切です

    スケジュールの管理をしづらい

    会社で働く場合は、周りの社員と同じ動きをすることが多いです。
    そのため、自分でスケジュール管理をせずとも、ある程度はスケジュールに沿って働くことができます。

    一方でリモートワークの場合は、自分でスケジュールを管理しないと締め切りに間に合わないということも起こり得ます
    また、定時がないため、場合によっては昼夜逆転するなどして体調を崩してしまう可能性もあります。

    【解決策】

    1日・1週間・1か月単位でスケジュールを組むことがおすすめです。
    例えば、時間割を作成して「この時間はこれを終わらせる!」と目標を立てておくことで規則正しい生活を送れるほか、業務の振り返りもしやすくなります。

    時間が永遠にあるように感じてしまい、ついダラダラと働いてしまう場合は、「定期的に上司や同僚とミーティングを行い、進捗報告をする」といった方法も有効です。

    情報漏洩の可能性がある

    リモートワークは時間・場所を選ばずに働くことができるのがメリットです。気分転換を兼ねてカフェなどで仕事をすることもあると思います。

    しかし、意外と見落としがちなのが情報漏洩に関する問題です。カフェやコワーキングスペースを利用する場合は、情報漏洩について常に気を配らなければなりません。

    また、常に貴重品の管理に目を向けなければならず、お手洗いの際などの離席時に困るといった状況も発生します。

    【解決策】

    パソコンや携帯電話の画面は簡単に覗き込むことができるので、社外秘の情報を取り扱う際は細心の注意を払う必要があります。

    「公共の場所では社外秘の情報を取り扱わない」「後ろから覗かれにくい場所に座る」「むやみにフリーWi-Fiに接続しない」などルールをしっかりと決めておくことが大切です。

    まとめ

    一見メリットが多そうなリモートワークですが、実際にリモートワークを行ってみると、「コミュニケーションに対する不安」や「スケジュールを管理しづらい」という問題も出てきます。
    しかし、「普段から上司・同僚と密にコミュニケーションを取る」「時間割を作成してスケジュールを管理する」といった工夫によってデメリットを上回るメリットを享受することが可能です