
エンジニアは成長してなんぼ。<br>成長できないとおもったら <br>人がどんどん辞めていってしまうと思ったんです。
会社概要
- 今回ご協力いただいた企業:株式会社ガイアックスさま
- 利用人数:50〜60人 (2015年8月現在)
- 利用開始時期:2015年01月
導入前の課題
何をやっているのかわからなくて楽しくない
エンジニアの数は多いが、横のつながりが薄くて、それぞれが何をやっているかわかりにくいと感じていた福本さん。 福本さん: 2015年の1月から、事業別組織になりエンジニアがチームで活動するようになりました。そうすると、他のエンジニアが何をやっているのか、どういう技術をつかって、どういう工夫をしているか伝わりにくくなってきて、どうも面白くないなと 思ったんです。
成長しないとエンジニアが外にいってしまうという不安感
提案された肥後さんはどういう考えで導入されたのですか? 肥後さん: ナレッジ共有という課題感は小さかったです。似てはいるのですが課題意識としては潜在的なものとして、エンジニアが自然と発信する習慣と、それを支える仕組みが必要 だと考えていました。
導入の効果
困ったことを書くと寄ってたかって教えてくれる
福本さん: 日報には、「こんなことやって、ここ詰まった」とか「こんなことやって工夫した」とか書くことが多いんですけど、そうすると寄ってたかってみんなで教えてくれます。 肥後さん: 品質保証室の新人エンジニアの日報とか盛り上がってるよね。

きっかけのシャワー
肥後さん: GaiaXではHipChatを使っているのですが、投稿があった場合にはQiita TeamのHipChat連携機能を使って 、HipChat上のQiita Teamユーザのための部屋にお知らせされる仕組みにしているのですが、これによってある程度受動的でも情報がはいってきます。 表示される通知は目がいくので、そこで気になった投稿のタイトルが表示された時に記事を読みにいったりします。これによって 今興味のある技術はもちろん、気になってた技術の投稿だったり、さまざまな技術手法に触れる機会が圧倒的に増えたとおもいます。

今後の課題
今後はどういうことに取り組んでいきたいですか? 肥後さん: Qiita Teamに書くことは、情報発信からのサイクルを体験するよい機会になっていますが、まだまだ書いたことのない人がいる、それをどのように増やすかが課題です。まだ施策にはできてないのですが、ざっくり全体の10%くらいの時間は発信に使うくらいのワークスタイルが今後必要じゃないでしょうかね。模索していきたいです。 福本さん: まだまだ書いたことのない人が社内にいる理由として、 それぞれのエンジニアが自分たちの関わる事業がある中で、Qiita Teamにアウトプットするための時間をとるのがなかなか難しいという現状があります。アウトプットすることも仕事の一部という文化が、定着するといいなとおもいます。もちろん実際のところ日々の仕事の期限はあるわけで、その中でどのようにしたらよいかはまだまだ手探りですが。